春の雨

気付くと日が経つのが早い。

前回の更新から１週間を過ぎていた。

そんな経った様な気はしないのだけど

どう見ても過ぎている。

毎日更新すると言っていたのに

この始末。

どうやら、毎日は無理なので

気が向いた時に更新していく。

書きたい事は日々あるのだが

こうやってパソコンの前に座るとどうも思いつかない。

まあ所詮、このブログは一人語りなので構わないのだが。

静岡にしては

珍しく雨が続いている。

桜の時期の長雨は余計にもったいない気がする。

先週の日曜日

友部正人さんのライブに行った。

レコードでは聴いていたが生で聴いたのは初めてで

とても面白かった。

ライブで詩の力を感じる事はあまりないのだが

詩の世界観に引き込まれていく様なライブで

パフォーマンスとしては、ボブ・ディランを彷彿とさせた。

若い頃、そして年をとって枯れていくディランがそこにいた様な気になる。

ライブの数日後、加川良が死んだというニュースを聞いた。

７０歳、自分の親よりも若く

またフォークのレジェンドと呼ばれる人が一人死んでしまった。

近しい存在ではないが、昔のレコードはよく聴いている。

自分もいつか死ぬときが来るのだろうけど

いったい何を残せるのか。

ミュージシャンの様な曲やCDレコードといった形になるものでなくとも

何か、そこに自分がいたという記憶でも良い。

語り継がれなくとも良い。

でも何かを残せたらと思う。

残したところで自分がいない世界に何の意味があると聞かれるとそれはわからないが

なんとなく残せたら良いなと思う。

静岡に戻ってきて半年。

この土地で何ができるか。

何か残せるか。

まだわからない。

でも少しずつ前には進んでいる。